水から考える未来のコミュニティ-安曇野フィールドワーク

on
12 September 2015
In
日本, 水/Water

水から考える未来のコミュニティ -SDGsの上手な使い方- 安曇野フィールドワークが開催されました。

安曇野フィールドワーク

水ジャーナリストでウォーターエイドの理事でもある橋本淳司さん、そして地元ガイドの川崎さんのご案内のもと、県水産試験場養殖魚地、三川合流地点、大王わさび農場、湧水公園などを巡りました。また地下水熱源を利用したハウス栽培を行っている「あづみのハウス」を見学、信州大学の藤縄克之名誉教授に現場を案内いただきながらその仕組みや運営について学びました。

安曇野フィールドワーク

最後はセミナールームに移動し、レクチャーとディスカッションを行いました。橋本さんより本セミナーの主題であるSDGsと水利用との関係についてのレクチャーの後、藤縄教授より地下水利用のレクチャーが行われ、保全を越えて戦略的強化を目指す地下水利用の取り組みについて、現状を踏まえてお話しいただきました。各地で水問題に取り組む参加者の質問にも丁寧に答えてくださり、とても濃密な時間となりました。

安曇野フィールドワーク

「水から考える未来のコミュニティ」次回のフィールドワークは11月7日(土)に奥多摩で開催予定です。詳細・お申込み先は後日発表いたします。皆さまのご参加を楽しみにお待ちしております。

安曇野フィールドワーク

●持続可能な開発目標(SDGs)とは 
2015年を達成期限とするミレニアム開発目標に代わる国際的な目標として、2015 年9月、国連で「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)」 が採択されます。環境、社会、経済面を考慮した17の目標が盛り込まれる予定で す。これらの課題はすべての国に共通しており、途上国と先進国という枠組みに とらわれずに持続可能な社会をつくる動きが加速していくことが求められていま す。

●運営主体 
共催:特定非営利活動法人国際協力NGOセンター(JANIC)特定非営利活動法人ウォーターエイドジャパン国連生物多様性の10年市民ネットワーク
協力:一般社団法人環境パートナーシップ会議(EPC)動く→動かす(GCAP Japan)
アドバイザー:橋本淳司(水ジャーナリスト/アクアスフィア代表)