第一回 ウォーターエイド スピーカー講習会を開催

2015年6月14日(日)、「WaterAid Speaker Club」初めてのスピーカー講習会を開催しました。水のジャーナリストで、ウォーターエイドの理事でもある橋本淳司さんをファシリテーターに迎え、真剣ながらも笑いの絶えない、和やかな一日となりました。

the attendee

WaterAid Speaker Clubとは

「WaterAid Speaker Club」は、子供たちを含むより多くの日本の人々に途上国の水・衛生の状況やウォーターエイドの活動に関心を持ってもらうことを目指し、オリジナル教材・授業案を使って、イベント等で授業を実施していこう!というクラブです。

ウォーターエイドでは、小・中学校の授業などを通じて、子供たちに途上国のこと、水とトイレのことを伝える活動を行ってきました。しかし行ったことのない遠い国のことを、水とトイレを不自由なく使える生活を送っている日本の子供たちに伝えるのはむずかしいものです。そこで2014年、子供たちが体験し、考え、話し合いながら、途上国の水とトイレの問題に気づき、理解できる教材・授業案を作成するワークショップを開催、参加者の皆さんの協力を得て、合計3種類の教材・授業案が完成しました。

これらのオリジナル教材を活用し、ウォーターエイドジャパンのメンバーと共に様々な学校やイベントで授業を行っていただくのが「スピーカー」です。「WaterAid Speaker Club」のメンバーである「スピーカー」の皆さんは、ウォーターエイドのオリジナル教材・授業案を使用することができるほか、年に1~2回、ウォーターエイドが主催するイベントにて実際に授業をしていただきます。また、ご自身でイベントを企画していただくことも可能です。

講習会当日プログラム

10:00 Check-in
10:15 「WaterAid Speaker Club」概要
10:25 アクティビティ体験①:水の教育プログラム「プロジェクト WET」
11:10 アクティビティ体験②:オリジナル授業「ハッピーサークル」
11:40 ウォーターエイド団体紹介
12:00 お昼休憩
13:25 ピアティーチング①
14:25 フィードバック
14:45 ピアティーチング②
15:45 フィードバック
16:10 アクティビティ体験③:オリジナル授業「みんなのトイレ」
16:40 Check-out
17:00 終了

オリジナル授業を体験

まずは、実際に授業を体験していただきました。アクティビティ体験②では、昨年の教材作成ワークショップにご参加いただいた参加者のおひとりにもオリジナル教材を用いて授業を行っていただき、「体験して得られる気づき」とはどういうものか、「先生の話を聞く授業」とは何が違うのかを体感いただきました。

同じ参加者という立場だった方が授業を行うことで、自分が授業を行うイメージも付きやすかったのではないかと思います。
Lecture

実際に授業を実施

午後は、ピアティーチングという手法を用いて実際に授業をやってみるプログラムを行いました。ピアティーチングとは、先生が生徒に教えるのではなく、生徒同士が教え合ったり伝え合ったりする教育の指導法のひとつです。


2チームに分かれ、それぞれのチームが別のオリジナル授業を担当。先生役チームと生徒役チームで交互に授業を行い、授業のあとには生徒役のグループから改善点や良かった点について意見をもらいます。それをもとに再度授業を練り直し、もう一度同じ授業をやってみる、というプログラムです。客観的な意見を取り入れることで、2回目の授業はより分かりやすく、また進行もスムーズになりました。

Peer teaching

スピーカー認定証授与

すべてのプログラム終了後には、スピーカー認定証と会員カードをお渡しし、9名の「スピーカー」が誕生しました。今後の活躍が楽しみです。

最後には、「自分でやってみないと分からないことがたくさんあった」「水と衛生の問題はとても大事なことなので、いろいろなところで広めていきたい」などの感想をいただきました。ご参加いただきました皆さま、本当にありがとうございました!

講習会は今後も不定期で開催していく予定です。開催が決定した際には、ウェブサイトのニュースやメルマガ、Facebookなどでお知らせしますのでぜひチェックしてみてください。

本事業は第10回TOTO水環境基金の助成により実施いたしました。