月経は女性にとって自然で健康的なものですが、月経について話すことがタブーとされてきたインドでは、正しい情報や知識を得ることが難しい状況にあります。月経期間中家を出ることを禁じられたり、月経時の対処法が分からなかったりするために、学校を休まざるをえない女の子たちがいます。

月経が不浄であるという考え方によって、助けを求めることもできず、必要な情報を得ることも難しい女性がたくさんいるのです。インドの女性たちを苦しめているタブーについて、女性たちから話を聞きました。

鏡にまつわるタブー


 50歳のガンガさんと、娘のミーナクシさん。月経中に鏡を見てはいけない、というのは、インドに数多くある月経にまつわるタブーのうちの一つです。
 
さらに娘のミーナクシさんは月経中、キッチンに入ってはならず、家族とともに寝ることも許されていません。 

従うのをやめました


右の女性は16歳のリティカさん。リティカさんもミーナクシさんと同様に月経中キッチンに入ることも、家族と一緒に眠ることも許されていませんでしたが、今では気にしていません。

「月経について学んだことで、タブーと言われてきたいくつかのことに従うのをやめました。徐々に信じる必要がないと思われることはやめていく予定です。」と、リティカさんのお母さんとおばあさんが話してくれました。


例えテスト期間でも


インドに住む17歳のサナさんは、ウォーターエイドのプログラムで正しい月経衛生について学んだ女の子の一人です。
 
「母はとても厳格な人で、私は月経期間の7日間、キッチンに入ることと学校に行くことを禁止されていました。例えその期間中にテストがあったとしてもです。私には姉妹がいないので、月経に関して疑問に感じることを誰とも共有できませんでした。正しい月経衛生を学んだあと、時間をかけて母にも理解してもらうことができました。今では、例え月経期間中であっても、学校を休まずに済むようになりました。」


病気ではないのだと理解することができました


 黄色いサリーを着ているのが、37歳のキランさんです。娘のターニャさん(右)、モニカさん(左)、チャムミタちゃんとともに、カメラに笑顔を向けてくれました。

「2年前まで、月経中に他の人に触れてはいけないと信じていました。水や食べ物を用意することも許されていなかったので、誰かが持ってきてくれるのを待つ必要がありました。」とキランさんは話します。
 
「月経が不純でも不健康でもないと知ったあと、月経中に他人に触れたり、台所に入ったりしてみましたが、何も起こりませんでした。月経は病気ではないのだと理解することができました。月経中に布を利用することも問題だということも学びました。なぜなら私たちの家には十分なスペースがないため、干したり日光に当てたりすることができず、とても不衛生なのです。」



ウォーターエイドは、インドの女性たちが月経についての正しい知識を学んだり、月経について話したりする機会が持てるよう、コミュニティや学校で活動を行っています。

水・衛生隊
水・衛生隊
「私も子供たちもあまり食べないようにしています。」

よりよい未来のために

ウォーターエイドはザ・ボディショップからのご支援によって、現地パートナーや村の人々と協力しながら、マゾリアの暮らしを変えようとしています。