現状における問題点

持続可能性とは、時を経ても確実に水と衛生設備を利用し続けられるということ。コミュニティ、政府、公共事業会社が、給水・衛生設備を維持管理し、そのために資金を調達するスキルを養うということです。そして、衛生教育プログラムを通して衛生習慣に恒久的な変化をもたらすということでもあります。

給水・衛生設備を継続的に維持できるだけの資金やスキルが不足していると、水と衛生設備の供給は危ぶまれることになります。また、気候の変動や変化、災害、人口増加による水資源や土地資源のひっ迫なども、すべて給水・衛生設備の持続可能性に影響をおよぼします。

WaterAidの活動

まず、持続可能であるためには、現地の状況に合った適切な技術を選ぶことが重要です。例えば、辺境の農村に給水ポンプを設置するとしても、そのポンプに外国でしか生産されていない高価な部品がたくさん使われていたのでは、何の意味もありません。何かが壊れたとたんに、修理できなくなってしまう可能性が高いからです。

最も適切な技術を使用するために、WaterAidは現地のパートナーや地元の人々と協力し、その地域の評価を実施したうえで、そのコミュニティの水衛生ニーズに応じた最適な方法についての意見をまとめます。また、現地の政府、公共事業会社、WaterAidの現地パートナーのスキルや能力を育成し、この事業を長期間にわたって実施していくことができるようにしています。

もうひとつ重要なことは、プロジェクトの計画から訓練、維持まで、あらゆる段階で現地のコミュニティに関わってもらうことです。新設される設備の利用者である現地の人たちが関わっていなければ、そのプロジェクトが自分たちのものであると感じにくくなり、プロジェクトが失敗に終わる可能性が非常に高くなります。 

これは、例えば野外排せつをやめるといったような、「行動の変化」を目的としたプロジェクトの場合にも当てはまります。すべての人の行動を恒久的に変えるのであれば、コミュニティ全体が最初からそのメリットを理解し、過程を支持していなくてはなりません。

最後に、給水・衛生設備の持続可能性を向上させるには、技術開発や新しいアイデアによって、解決策の効果を高めることも重要です。WaterAidでは、地表水の貯留の改善策に力を注ぐなど、新しい方法を検討しています。基本的な技術、例えば砂防ダムや雨水貯留システムなども、実際に雨が降ったときに安全な水を大量に貯めて、後で飲み水として使用するのに役立ちます。

持続可能性に関するWaterAidの取り組みをご覧ください(WaterAid Globalサイト)>>

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