世界の10人に1人。7億7,100万人が今も、自宅の近くで清潔な水を利用できません。

世界には、水くみのために教育や就労の機会を得られなかったり、汚れた水が原因で命を落としたり、気候変動による異常気象で水不足や水源汚染の心配を抱える人々がいます。どこにいても、だれであっても、生きるために欠かせない「水」。2022年の「世界水の日」、すべての人がすべての場所で清潔な水を利用できる世界の実現を、ウォーターエイドと一緒に訴えていきませんか。

▼世界水の日とは? ▼Blue4Waterとは? ▼参加方法&ツール ▼ブルーライトアップ


学校の給水設備で水を飲む女の子(バングラデシュ)
学校の給水設備で水を飲む女の子(バングラデシュ)
Image: WaterAid/ HSBC/ Habibul Haque

世界水の日とは? 

3月22日「世界水の日(World Water Day)」は、国連が定めた国際デーの一つ。1992年にブラジル、リオデジャネイロで開催された環境と開発に関する国連会議(通称:地球サミット)にて採択されたアジェンダ21で制定が提言され、同年12月に開催の国連総会にて毎年3月22日を世界水の日とすることが定められました。 
世界では、約10人に1人、7億7,100万人が清潔な水を利用できないなか、生活をしています。また、清潔な水やトイレが利用できないことで、毎日800人の5歳以下の子供たちが命を落としていると言われています(*1)。 
世界水の日は、水の大切さ、そしてすべての人が清潔で安全な水を利用できる社会を目指すことへの意識向上を目的としています。 


(*1)WaterAid calculations based on Prüss-Ustün et al. (2014) and The Institute for Health Metrics and Evaluation (2018)

Blue4Waterとは? 

「Blue4Water(ブルー・フォー・ウォーター)」とは、3月22日「世界水の日(World Water Day)」に、世界を青く染め上げることによって、より多くの人に世界の水の問題に関心を持ってもらうことを目的とした参加型キャンペーンです。ウォーターエイドジャパンでは、2017年からこの取り組みを開始。毎年、個人・企業の皆さまからのご協力・ご賛同をいただいています。 

2021年のキャンペーンについて:【ニュース】3/22世界水の日、Blue for Waterキャンペーンにご協力ありがとうございました

Regina Mainza and other community members at a borehole in Sikabenga Village, Monze District, Zambia, January 2018.
掘削井戸にて、レジーナさん(右)とコミュニティの人々(ザンビア)
Image: WaterAid/ PATH/ Chileshe Chanda

参加方法&ツール

参加方法はいたって簡単、下記の中からできるものを選んで実施するだけ。ひとりひとりができることは小さくても、みんなでやることで大きな力になります。

身近なものを青く染めよう!

2022年3月22日の「世界水の日」は、身近なところから青で染めてみませんか。あなたらしい方法で、楽しく参加してください。

  • 青いシャツやセーターを着る
  • 青いネクタイやスカーフを身に着ける
  • 青いネイルをする
  • 青いスニーカーを履く、青い靴ひもに変える
  • 青い花を飾る
  • 子供たちと一緒に青い空の絵を描く
  • 家を青のイルミネーションで飾る
  • 携帯やパソコンの背景を青くする

 

SNSを青く染めよう!

3月22日の「世界水の日」に向けて、Twitter、Instagramで、ハッシュタグ「#Blue4Water」をつけて投稿したり、Facebookのフォトフレームを活用してSNSを青く染めてください。3月22日当日には、青いものを撮影した写真やウォーターエイドの広報ツールを使った投稿をして、「#Blue4Water」キャンペーンを盛り上げましょう。

広報ツール


正方形A(1080x1080)

正方形B(1080x1080)
     

 

周りの人に広めよう!

家族、友人、同僚などあなたの周りの人に3月22日が「世界水の日」であることを伝えてください。「世界水の日」をきっかけに、大切な「水」について話してみませんか。

ブルーライトアップ

2022年3月22日(火)の「世界水の日」当日に、全国各所で「Blue4Water」キャンペーンに賛同した建物やランドマークのブルーライトアップが予定されています。最新情報は随時更新されてまいります。お近くにお住いの方はぜひチェックしてみてください。

<皆さまへのお願い>
ライトアップ見学のため外出される際は、感染症予防対策の上、人混みを避けてお出かけください。体調が優れない場合などは、外出をお控えください。ご協力をよろしくお願いいたします。 

アサヒグループ本社ビル
青く染まるアサヒグループ本社ビル
Image: WaterAid Japan

清潔な水は人々の暮らしに希望をもたらします

レジーナさん/ザンビア

Regina Mainza washing hands at a borehole in Sikabenga Village, Monze District, Zambia, January 2018.
Image: WaterAid/ PATH/ Chileshe Chanda

タンテリーちゃん/マダガスカル

Tantely, 8, washing her hands at the toilet and shower block at her school, Tsarafangitra village, Belavabary commune, Madagascar, August 2019.
Image: WaterAid/ Ernest Randriarimalala

ジョセフ医師/タンザニア

Dr. Joseph Siame, 34, doctor in charge of the hospital, washing his hands from newly installed sink with tap water connection, Busolwa Health Centre, Nyang'hwale District, Tanzania, June, 2019.
Image: WaterAid/ James Kiyimba

持続可能な開発目標(SDGs)のゴール6は、「安全な水とトイレを世界中に」です。清潔な水は、健康や教育、貧困、男女平等など様々な課題を解決し、持続可能な世界を実現するために必要不可欠です。すべての人が清潔な水を利用できる世界を実現するために、あなたの力が必要です。「#Blue4Water」キャンペーンにぜひご協力ください。

 

みんなで、3月22日の「世界水の日」にむけて世界を青く染めよう!

持続可能な開発目標(SDGs)6