清潔な水、トイレ、衛生習慣によってさまざまな危機から人々の生活を守ることができるようウォーターエイドの冬募金へのご協力をお願いします。
エチオピア北西部の農村部、丘陵地帯であるフラット村に住む人々は、谷間を流れる川や池の水を飲用水・生活用水として使用しています。しかし、その水にはヒルや動物の糞尿が混じっており、とても不衛生です。4人の子供を持つシングルマザーのハワさん(44歳)も、長年、水の問題を抱えてきました。
「この地域の人々は毎日のように腹痛などに苦しんでいます。私の子供たちもしょっちゅう下痢や嘔吐を発症しています。診療所に行ったときに、腸チフスと寄生虫が見つかり、どこで飲料用水を得ているのか尋ねられました。
毎日の水くみはとても疲れる仕事です。片道1時間~1時間半かけて、川や池の水をくみに行かなければなりません。しかもとても危険な道で、子供たちは、私がいつか転んで命を落とすのではないかと心配しています。
母が病気になったときには雨期で道が通れず、診療所に連れていくことができませんでした。雨期が終わるまで持ちこたえてほしかったのですが、母は亡くなりました。」
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安心して水を得られないことは、健康面の問題だけでなく、人々が生きる糧を得ることを困難にしています。特に近年、異常気象により、この地域は毎年のように大雨や干ばつに見舞われるようになりました。フラット村の人々にとって、農作物は唯一の収入源。農作物が被害を受けてしまうと、収入を得ることも、食料を確保することもできず、人々の生活はますます困難を極めています。ハワさんもこうした気候変動の影響を受けている1人です。
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ウォーターエイドによる解決策
生活の基盤である水を届け、気候変動やあらゆる危機にも対応できるようにこのようなフラット村の状況を改善するために、ウォーターエイドは、太陽光発電と重力を用いた給水システムを建設します。
フラット村には「1人が課題を抱えていたら、みんなで一緒に助け合う」という意味の「ウェンフェル」という現地の言葉があります。ウォーターエイドも、この「ウェンフェル」の思いをもって、皆さまからの温かいご支援を受け、人々の生活の基盤となる水と衛生を届ける活動を各国で続けています。
ハワさんは力強くウォーターエイドのスタッフに言いました。
あなたのご寄付でできること
ウォーターエイドジャパンは
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ウォーターエイドとは
私たちの生活に欠かせない清潔な水、トイレ、正しい衛生習慣を届けることで最も取り残されがちな人々の生活を変えることを目指す水・衛生専門の国際NGOです。1981年にイギリスで設⽴され、現在アジア、アフリカ、中南⽶など26か国で、水・衛生プロジェクトを実施しています。各国の貧しい人たちや取り残されがちな⼈々が清潔な⽔を利⽤できるよう、専門性を生かし、現地に適した方法を見つけ出して解決を図っています。1981年の設立以来、2,640万人に清潔な水、2,630万人に適切なトイレを届けてきました(WaterAid, 2017)。新型コロナウイルス感染拡大を受け、2020年3月より緊急支援にも取り組んでいます。