「マダガスカル-奇跡の島の魅力と人々の暮らし」レポート
「アフリカの魅力を知る」4回連続セミナー
第1回 マダガスカル-奇跡の島の魅力と人々の暮らし レポート
この度、ウォーターエイドジャパンも参加する市民ネットワークfor TICAD(Afri-Can)は、アフリカの多様性や文化、そしてアフリカ開発会議について広く一般の方々に知ってもらうことを目指す連続セミナーの第1回目として、マダガスカル大使館と協力し、マダガスカルについて理解を深めるセミナー「マダガスカル-奇跡の島の魅力と人々の暮らし」を開催しました。
8月8日(土)、駐日マダガスカル大使館にて開催されたこのセミナーには、猛暑日にもかかわらず約40名の方が参加し、マダガスカル独特の文化や自然、そしてマダガスカルが抱える問題などに耳を傾け議論しました。
セミナーでは、Afri-Canの稲場氏より、TICADの概要とAfri-Canの活動について紹介した後、マダガスカル大使館の観光財務担当官セデラ・ランジアンジャフィ氏より、マダガスカルの概要、観光、文化や食事について写真を交えながらお話しいただきました。マダガスカルを代表する動物アイアイ、雄大な並木道を形作るバオバブなどの自然や、アフリカ、アジア、中東など多様な地域にルーツを持つ人々と言語、独特のマダガスカル文化にふれ、参加者からは「行ってみたい!」という声があがりました。
マダガスカルが誇る多様な動物たちを追ったドキュメンタリーを鑑賞した後、ウォーターエイド・マダガスカルのリンドラ・ラコトジョリマリアより、人々が直面している水・衛生の課題について報告しました。マダガスカルでは、安全な水を手に入れることができるのは人口の約41%、衛生的なトイレを使うことができるのは約11%にとどまります。村から離れた湧水や川からの水くみに時間がかかるため、村落部の多くの女の子は学校を中退することもあります。そのような状況を改善するために、ウォーターエイドは現地の8つのパートナー団体と連携して、給水・衛生設備の設置や衛生教育を行っています。ウォーターエイドの支援の成果として、きれいな水を得られるようになったことで学校に戻ることができた女の子のエピソードもお伝えしました。
セミナーの最後に行われた質疑応答では、マダガスカルの文化、必要とされている支援、今後の観光政策など、さまざまな質問が寄せられました。休憩時間やセミナー終了後も参加者同士や講演者を交えて交流する様子が見られました。
暑い中ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。

