水から考える未来のコミュニティ-安曇野フィールドワーク

on
12 September 2015
In
日本, 水/Water

※定員に達したため、募集を締め切らせて頂きました。 多数のご応募ありがとうございました。

2015年9月、2030年までに世界が達成すべき目標「持続可能な開発目標」が国連総会で採択されます。この目標は「健康な生活の確保(Goal3)」「安全、レジリエント、かつ持続可能な都市および居住区(Goal11)」など、日本に住む私たちの「まち」にとっても大切なものばかりです。この目標を勉強するのではなく、自分たちのまちづくりの「物差し」とか「点検項目」にできないか、この目標を上手に使うことができないか-ウォーターエイドジャパンも参加する「水×SDGsセミナー実行委員会」は、「水」を切り口に考えてみるセミナー&フィールドワークを開催しています。

連続4回セミナーの第2回目となる今回は、安曇野のフィールドワークです。第1回目に参加された方はもちろん、今回だけの単発のご参加も大歓迎です。この機会に、持続可能な未来をつくるためのアクションについて考えてみませんか?

第2回 安曇野フィールドワーク
「地下水を活かしたサステナブルなまちづくり
流域の貴重な財産である地下水をまちづくりに活かす方法を考えます。数年前、安曇野市では、地下水利用をめぐってさまざまな問題が起きました。そこで、流域内で地下水に関する情報を共有し、適正なルールをつくり、保全しながら水資源やエネルギーとして活用することを模索し続けています。地下水利用の先進地である安曇野の現場を視察し、対話を深めます。

日 時: 2015年9月12日(土)10時50分 JR大糸線「穂高駅」集合

参考交通手段:
【行き】
電車▶︎新宿駅7時30分発「あずさ3号」乗車→10時44分穂高駅着
バス▶︎新宿駅西口6時30分発→10時26分安曇野穂高着
※バス停安曇野穂高からJR大糸線穂高駅は徒歩5分
【帰り】
電車▶︎穂高駅17時45分発→松本18時35分「スーパーあずさ32号」乗車→21時6分新宿駅着
バス▶安曇野穂高17時48分発→21時41分新宿西口着

プログラム(天候等により変更する場合があります)
11:00 JR大糸線穂高駅出発

松本トンネル付近から、安曇野一帯、三川合流部等の状況を確認
大王わさび農場にて地下水利用の見学・昼食
あずみのハウスにて地下水熱を利用した農業の見学
レクチャー:藤縄克之信州大学名誉教授「地下水熱利用の活用、地下水活用と保全ルール」

17:30 JR大糸線穂高駅解散

参加費:3000円
(現地での交通費、施設見学費、企画・運営費。※現地までの交通費、現地での食費等は自己負担でお願いします)

※募集定員に達したため、募集を締め切らせて頂きました。

*事前学習として橋本淳司著「日本の地下水が危ない」をお読みいただくと、安曇野の状況について理解が深まります。

今後の予定
■第3回 フィールドワーク
日時:11月中旬
場所:首都圏

■第4回 「水から考える未来のコミュニティ」講義&ワークショップ(2)
日時:2016年1月頃
場所:都内
内容: フィールドワークの報告、グループワーク、全体セッション

運営主体
【共催】
特定非営利活動法人国際協力NGOセンター(JANIC)
国連生物多様性の10年市民ネットワーク
特定非営利活動法人ウォーターエイドジャパン
【協力】
一般社団法人環境パートナーシップ会議(EPC)
動く→動かす」(GCAP Japan)
【アドバイザー】
橋本淳司(水ジャーナリスト/アクアスフィア代表)