衛生的な水とトイレがないことが、世界の女性が命を落とす5番目の要因
不衛生な水、ならびに安全なトイレがないことに関連する病気は、女性が命を落とす5番目に大きい原因です。糖尿病やHIVエイズ、乳がんで命を落とすよりも多くの女性が、水とトイレに関する病気によって亡くなっています。
ウォーターエイドは、3月8日の国際女性の日を前に、ワシントン大学の保健指標評価研究所(Institute for Health Metrics and Evaluation: IHME)のデータを分析、世界中の女性たちが命を落とす要因である10の病気を特定しました。
不衛生な水、トイレの欠如、ならびに不十分な衛生習慣に関連する病気によって、世界で年間約80万人の女性たちが命を落としています。これは、心臓病、発作、下気道感染、慢性障害肺疾患に続いて、世界の女性たちが亡くなる5番目に大きい要因です。
世界の3億7000万を超える女性たちが、今なお、きれいな飲み水を、12億5000万人の女性たちが、安全でプライバシーが保たれたトイレを利用することができません。途上国においては、5分の4近くの死が、安全な水とトイレがないことに関連しています。
女の子や女性たちは、清潔な水や安全でプライバシーが守られたトイレがないことによって、男性以上の負担を抱えています。水を探して運んでくることは「女性の仕事」と思われがちです。特に最貧国においては、女性たちは、教育や家族の世話、収入を得るための仕事に費やすことが可能なたくさんの時間を、毎日水くみに費やさなければなりません。水くみに行く必要がなくなり、こういった教育などに時間を費やすことができれば、彼女自身や家族が貧困から抜け出すことにもつながります。
安全でプライバシーが守れた適切なトイレがない世界の女の子や女性たちは、合計すると、用を足すための場所を探すために毎年970億時間を費やさなければならず、同時に嫌がらせや暴行を受ける危険も高まります。
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