11月19日は『世界トイレの日』

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19 November 2014
In
日本

11月19日は世界トイレの日。世界の25億人の人々が安全できれいなトイレのない生活を送っていることについて多くの人に知っていただけるよう、ご協力ください。

■なぜトイレ?
「世界トイレの日」-あまり聞き慣れないと思いますが、実際に存在している「日」です。2013年、国連によって「世界トイレの日」は正式に制定されました。トイレや衛生設備は、生きるために欠かせない大切なものであることを知る日、そして世界の3人に1人が排泄するための安全で衛生的な「場所」を持っていないという事実に気がつく日-これが世界トイレの日です。

世界の多くの人々が、野外排泄をするしかない状況で生活しています。そこには尊厳もなく、病気の危険にさらされています。嫌がらせや暴力の被害にあうこともあります。そしてその地域の人々が飲む水を汚染し、病気がさらに蔓延する要因となっています。

■トイレの数字
・世界の人口の3分の1、25億人の人々が安全で清潔な個室トイレを使うことができません。
・昨年、ウォーターエイドは、290万人の人々がトイレを利用することが可能になるよう支援しました。その数は1日に換算すると8000人です。
・世界では毎年50万人の子供たちが、不衛生な水とトイレを原因とする下痢によって命を落としています。その数は1日1400人です。
・毎年、約6000万人の子供たちが、トイレのない家に生まれています。
・世界では、トイレを持っている人口よりも、携帯電話を持っている人口のほうが多いのです。

■安全なトイレのない25億人の人々のために
・11月19日、ウォーターエイドジャパンのFacebookTwitterで、WaterAidが活動する地域のトイレの写真を発信します。ぜひシェア、リツイート等によって広めてください。
・ウォーターエイドは皆さまのご寄付によって活動しています。こちらでご寄付を受け付けています。10,000円でガーナの1世帯にトイレを建てることができます。ご協力をお願いいたします。