下痢で子供を失うお母さんをこれ以上増やさないために

Thumbnail WaterAid/ Joey Lawrence

 清潔な水とトイレを届けるプロジェクト

アフリカ西部の国シエラレオネのトンボフーワン村。都市部から遠く離れたこの村には給水設備やトイレがなく、不衛生な水たまりから水をくみ、野外で用を足して生活しています。

清潔な水とトイレを利用できないことによって、お母さんたちは、何人もの子供を失い、それでも家族を守るために毎日長い時間をかけて水をくみに行っています。ウォーターエイドはこの冬、ハジャさんのような親子に清潔な水とトイレを届け、お母さんたちが子供と共に健康に過ごせる環境を整えます。


もっとできることがあったのではないかと思うと、涙が止まりません

トンボフーワン村で暮らすハジャさんは、この3年間で3人の子供を失いました。そのうち2人は水関連の病気でした。

「3年前、胃の不調と急な発熱で息子のラハイは命を落としました。自分
で座れるようになり、ハイハイの練習を始めたときでした。かわいくて、本当に幸せでした。ラハイの体調が悪くなったとき、保健センターに行き、便の検査をした後に薬をもらいましたが、原因が何かは教えてもらえませんでした。ラハイが命を落とした後、腸の中の虫が原因だということがわかりました。」

 


不衛生な水が原因の下痢で子供を失うお母さんをこれ以上増やさないために

この冬ウォーターエイドでは、不衛生な水や野外排泄が原因で子供たちが命を落としている最貧国の村に、清潔な水とトイレを届けるためのご寄付を募っています。

クラウドファンディング

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内戦とエボラから生き延びた村 トンボフーワン

シエラレオネ東部のカイラフン県にあるトンボフーワンは、100年以上前から人々が暮らしてきた村です。都市部から遠く離れた熱帯林の真ん中に位置し、最も近い舗装された道路から車で1時間半以上かかります。村には電気や携帯の電波は通っておらず、学校や診療所、給水設備もありません。

水をくむハジャさんWaterAid/ Joey Lawrence

内戦の間、トンボフーワン村の住民は反政府勢力によって監視され、誰もが家や農地から離れなければなりませんでした。内戦が終わり村に戻ってきた人たちは、家屋が倒れ、荒れ果てた農場を見て愕然としました。長い月日をかけて家を建て直し、農地を整え、車やバイクが通れる道を作り直し、再び前の平和な生活を取り戻すために尽力してきました。エボラの流行中には、高齢者2名が亡くなりました。村は外部からの接触を断たれ、軍による食糧と水の供給を受けて生活することとなり、村の人々は再び不安な生活を送りました。

カイラフン県は、1991年に始まった内戦で最初の発砲が起きた場所であり、2014年のエボラの流行時には最初の症例が報告された場所でもあります。カイラフン県では、10人に7人が清潔な水を、10人に9人が適切なトイレを利用できません。ダイヤモンドなどの資源が豊富な地域ですが、住民がその恩恵を受けることはありません。
 

子供たちが飲んでいる水が問題だと言われました

ハジャさんの2人目の息子も、水に関連する病気で命を落としました。

「1年後、もう一人の息子もラハイと同じような症状で命を落としました。保健センターからは、水が原因だ、と言われました。一部の授乳中の母親たちが水を沸騰させてから飲んでいることは知っていましたが、私はそうしていませんでした。知るのが遅すぎました。今でも、本当に苦しい気持ちになります。」

スタッフが話を聴いている間、ハジャさんは泣いてはいませんでしたが、ずっと床を見ていました。息子について話をするのはとても困難な様子でした。

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ウォーターエイドのプロジェクト

最貧国の村で、村の住民が中心となって掘削井戸やトイレの設置を行うプロジェクトを立ち上げます。

ウォーターエイドは、井戸の掘削位置の選定や掘削方法に関する技術面での指導、野外排泄の危険性を理解するためのワークショップやトイレの設置に関するトレーニングを実施します。

今まで不衛生な飲料水が原因で多くの子供たちの命を失ってきたため、村の人々はウォーターエイドにとても協力的です。

Fatmata Sumiala, right, who has covered her tenth month old son Bockarie in clay to protect him from the heat, as other women prepare food, outside in the village Tombohuaun, Kailahun District, Sierra Leone, May 2017.WaterAid/ Joey Lawrence

手洗いなどの習慣も含めて、お母さんたちに、どんな行動が危険で、何が子供を守ることにつながるのか、きちんと知ってもらうことが大切です。また、村の男性5人、女性5人から構成される水・衛生委員会を立ち上げ、その後の維持管理体制を整えます。設備を作っただけでは、壊れたり何かトラブルがあった時に対応できず、そのまま使われなくなり、元の生活に戻ってしまうこともよくあるのです。

皆さまのご支援があれば、子供を失い悲しみに暮れるお母さんをこれ以上増やさずに済みます。あたたかいご支援をよろしくお願いいたします。

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