ミャンマー
首都:
ネーピードー
人口:
5,340万人
面積:
67万6,578
km2

ミャンマーの人々の生活は劇的に変わりつつあります。数十年に渡った軍事政権の時代が終わり、ミャンマーは世界に門戸を開きました。民主化も進みました。

清潔な水、適切なトイレ、正しい衛生習慣を通じて、人々の未来を開くため、ウォーターエイドは2016年、ミャンマーのヤンゴンに事務所を開設しました。清潔な水、適切なトイレ、正しい衛生習慣がなければ、尊厳のある健康的な生活を送ることはできません。

国全体でみれば、5人中4人以上は清潔な水を飲んでおり、4人中3人以上は適切なトイレを使っています。しかし、多くの人が住むミャンマーの農村部は、アジアで最も水やトイレの改善が遅れている地域の1つとなっています。

が清潔な水を使えません

それは人口のおよそ5分の1に相当します。

が適切なトイレを使えません

それは人口の5人中、2人近くに相当します。

の5歳未満の子供が命を落としています

それは水と衛生に関係する病気が原因です。

社会基盤や予算の不足は、清潔な水、適切なトイレ、正しい衛生習慣をすべての人に届けることを難しくしてきました。ウォーターエイドは、ミャンマー政府が水・衛生分野に予算を投下し、強力な計画を立てて、取り組みを始められるよう支援していきます。

 

ウォーターエイドのミャンマーでの活動

ウォーターエイドはすでにミャンマー政府や関係機関とともに活動を始めていて、コミュニティや学校、保健センターの施設の改善を進めています。

また、どのようにして、人々が望むサービスを提供できるか、検討を進めています。検討している中には、僧院学校での月経衛生管理や、ヤンゴンの工場や周辺コミュニティでの水やトイレへのアクセス方法なども含まれます。

ウォーターエイドは、清潔な水、適切なトイレ、正しい衛生習慣を享受できる権利の大切さを強調しています。そして、これらの権利を人々が得ることは、人々が将来への希望を得るための重要な機会だと考え、多くの人たちと一緒にこの取り組みを進めていきます。

 

翻訳協力:立命館大学実践経済演習の皆さま