ザンビア
首都:
ルサカ
人口:
18,383,955
面積:
752,618
km2

ザンビアの状況は変化しています。独立から50年以上を経て、その規模は比較的小さいながらも、世界で最も急速に経済が成長している国の1つになりました。

ザンビアでは、人々の平均寿命が延び、教育レベルや収入も向上しています。人口の半数以上が25歳未満という若い国のため、エネルギーに満ち、将来への希望があふれているように感じられます。

しかし、すべてのザンビアの人々が平等にこの恩恵を受けているわけではありません。10人のうち6人が貧困ライン以下の生活をしており、富裕層と貧困層との間の格差が拡大しています。

10人に1人がHIV/エイズに感染していて、多くの障害者がいます。清潔な水が行き渡っておらず、障害があっても利用しやすく衛生面やプライバシーも確保されたトイレが不足しているため、こうした人々は特に不自由な生活を強いられています。

清潔な水や適切なトイレは、生きていく上で欠かすことのできないものであり、すべての人にとって当たり前のものであるべきです。人々がそれらが自分たちの権利であることを認識し、それらのサービスを受けられない場合には堂々と要求する権利があることを知ることが重要です。

が清潔な水を使えません

それは10人に3人以上に相当します。

が適切なトイレを使えません

それは人口の68%に相当します。

の5歳未満の子供たちが命を落としています

不衛生な水と、適切なトイレの不足が要因です。

ザンビアでのウォーターエイドの活動

ザンビアでのウォーターエイドの活動は、市民による取り組みとの連携を重視し、市民と地方自治体との関係を強化することに重点を置いています。

ウォーターエイドは、政府が市民の声に応えて水・衛生の改善を図ろうとした時に、低コストで実現可能な解決策を提案するなどして、政府と協力しています。制約がある場合は、どこでも導入できるような小規模なシステムを提案し、可能な場合は、より大規模なシステムを提案します。

このような活動を共にすることで、ウォーターエイドは、ザンビアのすべての人々が清潔な水、適切なトイレ、正しい衛生習慣にアクセスできるようになると考えています。

学校給水プロジェクト

Image: WaterAid/Chileshe Chanda
のどが乾いたら、水くみ場へ行って水を飲んで、すぐに教室に戻るんだ
シマンゴ学校の8学年、ムンビ君

動物が水を飲みに来る場所で、子供たちが水を飲むことを想像できるでしょうか。しかし、ザンビアのシマンゴ学校の800人の生徒たちは、最近まで、そうするしかありませんでした。40年以上もの間、生徒たちは近くの小川の川べりで、砂地の穴にたまった水を飲んでいたのです。

支援者の皆さまの協力を得て、ウォーターエイドはシマンゴ学校に給水設備とトイレ棟をつくることができました。

給水設備ができて、「おなかをこわすことがなくなりました。とてもうれしいです」とアビゲイル君(9年生)。「水が使えるようになったので、教室や周囲をいつもきれいにしておくことができます」とフロリダさん(14歳)は言います。

「水を使えるようにしてくれたことに感謝します」とザビエル・ムウィンガ校長。「私たちはあなた方の善意をいつまでも忘れません」。

月経衛生の知識を広める

クラウディアさんが通うルブンダの学校には、月経衛生についての知識を広めるクラブがあります。そしてクラウディアさんは、そのクラブの熱心なメンバーの1人です。

Claudia photographed in her school in Lubunda, Zambia, after filming a version of the song Sunshine on a Rainy Day.
Image: WaterAid/Brian Riley

 

翻訳協力:立命館大学実践経済演習の皆さま