を届け、子供たちの命と学びを守るために

ウォーターエイドは、学校における水・衛生支援事業を実施することで、子供たちの命と学びを守る活動を行っています。世界では、家庭や学校に清潔な水とトイレがないことによって 、多くの子供たち、とくに女の子たちは、学び続けることができず、将来、社会に出て活躍する機会を奪われています。

Puja, 12, right, with her friend Kiran, 15, holding their books.
Image: WaterAid/ Sailendra Kharel

学校の水を飲むと、咳がでたり、お腹が痛くなったりします。

プジャさん(写真右)は、ネパールの農村地域に住む勉強熱心な12歳の女の子です。しかし、この地域では、学校でも家庭でも清潔な水を得ることができず、子供たちは毎日安心して授業を受けることができません。学校の井戸水は不衛生で、プジャさんも学校で水を飲んで体調を崩すことがありました。子供たちは学校の外にある井戸へ水を飲みに行きますが、その井戸の水もまた汚染されています。

子供たちが学びを続けるために、が必要です。

※クレジットカードによるご寄付は1,000円より受け付けております。

ウォーターエイドジャパンへのご寄付は税制優遇措置の対象となります

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学校に給水設備がなければ、子供たちは交代で外にある水源や給水設備まで水くみに行かなければなりません。給水設備があったとしても、水が汚染されていれば、子供たちは体調を崩し、授業を受けられないことが多くなります。また、手洗いなどの衛生習慣を実践することもできません。

Students drinking water from the nearby well during tiffin break at Shree Lekhnath Secondary School, Lahan-24, Siraha, Nepal, March 2021.
Image: WaterAid/ Mani Karmacharya

学校に男女別の適切なトイレがないことで、子供たちは不衛生な環境で勉強せざるを得ず、安心して学校に通うことができません。野外排泄の道中に危険な目に遭うことも。女の子たちは、月経期間中、授業を休みがちになり、勉強についていけず、学校を中退してしまうことも少なくありません。

The boys' toilet at Shree Lekhnath Secondary School, Govindpur, Lahan-24, Siraha, Nepal, March 2021.
Image: WaterAid/ Mani Karmacharya

家庭の80%では女性や女の子が水くみを担っているため (*)、男の子に比べて教育を受ける機会を得にくい現実があります。清潔な水がなければ、女の子たちはますます取り残されてしまいます。(*UNICEF, 2017)

Geeta (Rekha's neighbour, left) and Rekha on the way back to their homes carrying heavy jerrycans on their back. Birtadeurali, Kavre, Nepal, May 2018.
Image: WaterAid/ Mani Karmacharya

  • 清潔な水の確保

    サンドフィルターを備え付けた掘削井戸と給水ポンプを設置し、清潔な水を供給できるようにする。

  • 水飲み場と手洗い場を兼ね備えた設備の設置
  • 男女別のトイレを新しく設置、あるいは古いトイレを改修
  • 衛生意識向上キャンペーンの実施

    子供たち、保護者を対象に、水やトイレ、衛生に関する情報発信を行う。

  • 月経衛生に関する取り組み

    保護者を対象に石けんやナプキンの作り方を伝える。 それらを使うだけでなく、売ることで収入につなげ、家庭の貧困が原因で女の子たちが中退することを防ぐ。

※クレジットカードによるご寄付は1,000円より受け付けております。

あなたのご寄付でできること
プジャさんと叔母のスチタさん
プジャさん(左)と叔母のスチタさん。「叔母のような看護師になりたいと思っています。看護師になれば人のために働き、誰かの命を救うことができるからです。」
Image: WaterAid/ Sailendra Kharel

「これまでも、皆さまからの温かいご支援が、人々の暮らしを変える原動力となってきました。清潔な水とトイレがあれば、女の子たちは平等に教育を受け、人生のチャンスを得ることができます。皆さまのご支援があれば、プジャさんをはじめ大勢の女の子たちが、学びを続けることができるのです。」

ウォーターエイド・ネパール マニ・カルマチャー

ウォーターエイド・ネパール現地スタッフ
Image: WaterAid/ Sibtain Haider

清潔な水トイレ正しい衛生習慣を届けることで最も取り残されがちな人々の生活を変えることを目指す水・衛生専門の国際NGOです。1981年にイギリスで設⽴され、現在アジア、アフリカ、中南⽶など26か国で水・衛生プログラムを実施しています。水・衛生の専門性を生かし、現地に適した方法を見つけ出して解決を図っています。1981年の設立以来、2,810万人に清潔な水、2,880万人に適切なトイレを届けてきました。(WaterAid, 2021)

ウォーターエイドジャパンロゴ
 
School girls washing the hands in the tapstand in the school after cleaning the school yard, Nepal, March 2019.
Image: WaterAid/ Mani Karmacharya

ウォーターエイドジャパンは
東京都から認定を受けた認定NPO法人です

ご寄付は税制優遇措置の対象となります

deduction
  • 税制優遇を受けていただくためには確定申告が必要です。

  • 領収書の日付は決済日ではなく、カード会社からウォーターエイドに入金された日付となります。クレジットカードの場合、11月末までのご決済で、2022年の確定申告に間に合います。

Rekha, 18, holding a glass of clean drinking water in Birtadeurali, Chaurideurali Rural Municipality, Kavre, Nepal, May 2019.
Image: WaterAid/ Mani Karmacharya

「以前は、水の確保のために大変な生活を送っていて、みんな悲しげで暗い顔をしていましたが、今は状況が一変しています。私のように、若い女性にとって水が利用できることは、健康で衛生的な生活を送ることができるだけでなく、よりよい未来のためにしっかりと勉強を続けることを意味するからです。」

ウォーターエイドの支援により、清潔な水を利用できるようになったレカさん (17歳、ネパール)

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よくあるご質問

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2020年度、新型コロナウイルス感染症の影響を受けるなか、ウォーターエイドは世界中の現地パートナーや政府との協力を通じ、家庭では、30.6万人に清潔な水、53.1万人に適切なトイレを届け、255万人に正しい衛生習慣伝えました。皆さまからのご寄付に支えられ、個々のコミュニティに合った解決策を見つけ、持続可能なシステムを構築し、もっとも取り残されがちな人々に支援を届けることが実現しました。