世界の水・衛生の課題に取り組む国際NGOウォーターエイド

2030年までに全世界で極度の貧困に終止符を打ち、不平等を縮小し、気候変動に取り組むことを目指す、持続持続可能な開発目標(SDGs)。17の目標のうちの1つ、ゴール6は「安全な水とトイレを世界中に」です。ウォーターエイドは、すべての人が清潔な水と適切なトイレを利用できる世界の実現を目指し活動する国際NGOです。

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SDGsゴール6「安全な水とトイレを世界中に」

私たちの生活に欠かせない水。その水が、いつでも、どこでも、だれでも利用できるようになれば、清潔な飲料水を確保できるだけでなく、コミュニティに様々な好循環がもたらされ、人々の暮らしは大幅に改善されます。

しかし、世界では現在も、

  • 7億7,100万人が家の近くで清潔な水を得られません
  • 17億人は家庭で適切なトイレを使うことができません
  • 40%の家庭に、水と石けんが使える手洗い設備がありません
Si Deu Rano, 30, collects dirty water for her family. Paklae Village, Rolous Mean Chey Commune, Sambour District, Kratie Province, December 2018.
不衛生な水をくむ女性(カンボジア、クラチエ州)
Image: WaterAid/ Remissa Mak

清潔な水、適切なトイレ、良好な衛生環境は人としての権利として国連でも認められているものの、現在も何億人もの人が水・トイレ・衛生習慣の欠如により、体調を崩して貧困の輪から抜け出せなかったり、水くみのために教育を受けられず社会で活躍できなかったりしています。このように、水・衛生の課題を解決することは、SDGsのその他のゴールを達成するためにも欠かせません。

「SDGs1:貧困をなくそう」と水・衛生

下痢等の予防可能な病気にかかったり、それにより最悪命を落とすことも。また、教育や収入を得る活動に従事する時間を水くみのために費やさざるを得ないことで、貧困から抜け出すことが困難になります。

Women collecting water from a borehole in Khulna, Bangladesh. February 2020
Image: WaterAid/ Jashim Salam

「SDGs2:飢餓をゼロに」と水・衛生

発育阻害(※)の4分の1は、2歳になるまでに5回以上下痢を発症したことに起因し、2番目の要因は清潔で安全なトイレを利用できないことであることが示されています。水・衛生・衛生習慣は、子供の栄養状態の改善に重要な役割を果たします。(※慢性的な栄養不良による心身の未発達、免疫低下などをもたらす状態)

Portrait of seven-year-old twins, Rosel and Michel, Francine Rasoanandrasana's sons eating cassava outside their home in Ambohijafy village, Mangasoavina commune, Ankazobe district, Madagascar. July 2017.
Image: WaterAid/ Ernest Randriarimalala

「SDGs3:すべての人に健康と福祉を」と水・衛生

後発開発途上国の保健医療施設の45%では清潔な水を使うことができません。保健医療施設で清潔な水を使えることは、安全・安心な治療や出産、病気の感染拡大の防止のためにも不可欠です。

Rosamilia Orlando Paulino, 23, Midwife cleans her utensils with limited water at Etatara Health Center, Cuamba District, Niassa Province, Mozambique, October 2018.
Image: WaterAid/ Chileshe Chanda

SDGsゴール6の目標である、水・衛生へのアクセスが改善することによって、教育、経済成長、貧困の減少、健康などのその他の目標達成も促される一方、このままのペースでは、2030年までにゴール6の目標を達成することは厳しい状況です。

Leticia Jesayu (55) walks across a dried landscape to collect water in Puloichon, La Sabana, Colombia. January 2021
枯れ果てた景色のなか、水くみに向かうレティシアさん(コロンビア)
Image: WaterAid/ Keoma Zec

2025年までに水の需要は50%増加し、18億人が絶対的な水不足を経験し、世界の人口の3分の2が水ストレスに苦しむことになると予想されています。そのような状況下で、もっとも大きな影響を受けるのは、水・衛生を利用することが出来ず、取り残されがちなコミュニティです。

すべての人が、清潔な水とトイレを利用し、衛生習慣を実践できる世界を実現するために、あなたのご支援が必要です。ウォーターエイドと共に、すべての人が清潔な水を使える社会を実現しましょう。

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ウォーターエイドは、1981年の設立以来、水・衛生分野に特化して活動する国際NGOです。 「すべての人がすべての場所で、清潔な水とトイレを利用し、衛生習慣を実践できる世界」をビジョンに掲げて、アジア・アフリカ・中南米など26か国で水・衛生支援に取り組んでいます。

これまで、2,810万人に清潔な水を、2,880万人に適切なトイレを届けてきました(WaterAid, 2021)。

WaterAid Tertiary LRG Logo_RGB

ウォーターエイドは、各国・各地域で水・衛生の状況を持続的に改善していく「しくみ」が機能すれば、その国・地域の人々の力で、すべての人が清潔な水と適切なトイレを使い、正しい衛生習慣を実践することが実現し、その状態が維持されていくと考えています。

様々な技術を取り入れながら、設備設置の計画から完成まで、一連の流れを現地政府やコミュニティと一緒に行い、設備の完成後には、これをモデルとして、現地の政府・人々が主体的に、地域の水問題を解決していくよう働きかけます。

国連経済社会局は、ウォーターエイドの「しくみを強化するアプローチ」を、SDGs6を達成するグッド・プラクティスとして認めています。

皆さまからのご寄付は、すべての人がすべての場所で清潔な水とトイレを利用できる世界を実現するために大切に使わせていただいています。
例えば・・・

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持続可能な開発目標(SDGs)の1つである「安全な水とトイレを世界中に」はを達成し、すべての人が清潔な水を使える社会を実現するためにあなたのご支援が必要です。

A women and her child from Androfia village pictured while drinking clean water from the tap for the first time. Water arriving in Androfia village, Belavabary commune, Moramanga district, Alaotra Mangoro region, Madagascar, September 2018.
村に水が届いた日、我が子を腕に抱きながら清潔な水が使えることをお祝いする女性(マダガスカル)
Image: WaterAid/ Ernest Randriarimalala
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2020年度、ウォーターエイドは世界中の現地パートナーや政府との協力を通じ、家庭では、30.6万人に清潔な水、53.1万人に適切なトイレを届け、255万人に正しい衛生習慣伝えました。皆さまからのご寄付に支えられ、個々のコミュニティに合った解決策を見つけ、持続可能なシステムを構築し、もっとも取り残されがちな人々に支援を届けることが実現しました。