水から考える未来のコミュニティ-奥多摩フィールドワークを開催しました

on
7 November 2015
In
日本, 水/Water

2015年11月7日、「水」を切り口に考えてみるセミナー&フィールドワーク「水から考える未来のコミュニティ」が開催されました。
 

第3回 奥多摩フィールドワーク「東京都の水源林を歩く&生物多様性と林業」

連続4回セミナーの第3回目となる今回は、奥多摩のフィールドワークを行いました。

まずは東京都の水道を支える水源林を、現地で管理されている方の案内とともに歩きました。参加者のほとんどは東京在住の方だったので、「自分たちが普段飲んでいる水の故郷」を見に行く形となりました。東京都水道局では水源林の手入れや再生を図るために、ボランティアの協力を得て水源林の保護に努めています。間伐されていない森は狭いところにたくさんの杉密集して育っているため、地面まで光が届きません。そうすると草が生えず土が固くなってしまい、雨が染み込まなくなる、といった弊害がうまれてしまうといいます。

午後には、間伐材の有効活用を行ったり、森への関心を高める事業を行う企業「東京・森と市庭」や「奥多摩 水と緑のふれあい館」を訪問し、お話を伺いました。

持続可能な社会作りへのヒントが詰まった、いろいろ学ぶことの多いフィールドワークになったのではないかと思います。

「水×SDGsセミナー実行委員会」のフィールドワーク&まとめ会(最終回)は来年2月7日(日)の午後、墨田区で行う予定です。

第4回 「水から考える未来のコミュニティ」フィールドワーク&セミナー

日時:2016年2月7日(日)
場所:墨田区
内容: フィールドワーク、グループワーク、全体セッション 
 

 

運営主体

【共催】
特定非営利活動法人国際協力NGOセンター(JANIC)
国連生物多様性の10年市民ネットワーク
特定非営利活動法人ウォーターエイドジャパン
【協力】
一般社団法人環境パートナーシップ会議(EPC)
動く→動かす」(GCAP Japan)
【アドバイザー】
橋本淳司(水ジャーナリスト/アクアスフィア代表)