【活動レポート・ブログ】ウガンダ:公衆衛生・衛生習慣の改善に励むコミュニティ「ウェイオンジェイ」

Elizabeth Kisembo, 56, and her son Christopher Tumwine, 33, standing by their newly installed gate which stops people from passing through their home to the other side of the settlement. Elizabeth now feels more secure because of the reduced risk of c ...
Image: WaterAid/ James Kiyimba

世界中で新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、ウガンダでは様々な要因が、人々の健康で幸せな生活を脅かしています。10人に6人は清潔な水を利用できません。人々は汚れた水を飲まざるを得ず、感染症から身を守るために手を洗うこともできません。

ウガンダでは、10人に8人は適切なトイレを利用できません。人々は、尊厳がなく危険な状況に身をさらさなければなりません。排せつ物が近隣地域や水源を汚染し、病気が蔓延する原因になっています。

しかし、革新的で情熱的なグループによって、明るい変化が見え始めているコミュニティがあります。ウェイオンジェイというグループは、首都カンパラ市のスラム「カムオージャ」で活動しています。彼らは、コミュニティの人々に清潔な衛生習慣の重要性を教えています。

2019年、ウォーターエイドは、ウェイオンジェイの活動とそのリーダーであるクリスさんを取材し、カムオージャでの画期的な瞬間を映像におさめました。H&M財団の協力のもと撮影した映像から、彼らの素晴らしい成果をご覧ください。

使命を背負う男性

クリスさんは、大学で化学工学を学んでいた期間を除き、生まれてからずっとカムオージャに住んでいます。彼はスラムの衛生水準を向上させるため、彼の生まれ育った場所に戻ってきたのです。